ワーホリのおすすめの国はどこ?3カ国に住んだ結論は

語学重視ならカナダ、のんびり癒やされたいならニュージーランド、しっかり稼ぎたいならオーストラリアがおすすめです。目的によって最適な国は変わります。

「ワーキングホリデー(ワーホリ)に行きたいけれど、どこを選べばいいの?」と迷っていませんか?私は28歳の時、ワーホリで初めての海外生活をスタートしました。それまでは英語専門の学校に通ったこともなければ、留学経験もゼロ。

そんな英語初級者だった私が、ワーホリ先として特に人気のカナダ、ニュージーランド、オーストラリアの3カ国に実際に暮らし、肌で感じたそれぞれの魅力やリアルな違いをご紹介します。

カナダ🇨🇦:多文化で温かく、語学学習におすすめ

住んだ都市:バンクーバー

こんな人におすすめ

  • 英語(またはフランス語)の語学力をしっかり伸ばしたい人
  • アメリカ英語が好きな人
  • 海外の友達をつくりたい人
  • ハイキングや湖、オーロラなどの自然を満喫したい人
  • 都会と自然を満喫したい人
  • ワーホリ中に、アメリカ、中南米、ヨーロッパへ旅行したい人

英語の話しやすさと、人々のフレンドリーさ

バンクーバーはアジア系、南米系、インド系など、多様な移民が暮らす多文化都市です。さまざまなバックグラウンドを持つ人々が共生しています。英語を第二言語として話す人も多いため、「英語初級者のつたない英語」に対しても周囲がとても理解があり、温かく聞き取ろうとしてくれます。バス停やカフェ、パブなどでも、知らない人同士が「あなたの服装すてきね!」と気軽に声を掛け合うほどフレンドリーで、シャイな私でも友達をつくりやすい環境でした。

都会と自然の融合

ダウンタウンには高層ビルが立ち並ぶ一方で、車で30分〜1時間圏内にハイキングやスキーが楽しめる山、美しい海岸、そして空港があり、アクセスの良さは抜群です。空港からアメリカや南米、ヨーロッパなどへ気軽に旅行に出かけられるのも大きな魅力の一つです。

日本と同じ四季があって過ごしやすい気候

カナダといえば「極寒」のイメージが強いかもしれませんが、バンクーバーの冬は東京と同じくらいの寒さで、雪が積もるのも年に数回程度です。ただし11月〜4月は「レインクーバー」と呼ばれるほど雨の日が多くなります。夏は日本のようなジメジメ感がなくカラッとしており、夜22時頃まで明るいため、人々は一気に活動的になります。レストランやカフェなどの求人が増えるのも、夏が始まる前の3月〜6月頃が狙い目です。

お仕事事情

最低賃金は時給$18.25(約2,100円)+チップ(職種による、2026年6月現在)。レストランや美容室などでは一般的に15〜20%のチップを支払います。私自身はピザ屋のキッチンで働いており、月に2〜3万円ほどのチップをいただいていました。日本食レストランや高級店のサーバーは還元率が高く、チップだけで月に10万円近く稼ぐ人もいるほどです。日本では馴染みのないチップ制度ですが、働く側にとっては頑張りがダイレクトに収入に反映されるため、仕事のモチベーションに繋がると感じました。

ニュージーランド🇳🇿:大自然に癒やされる穏やかなスローライフ

住んだ都市:クライストチャーチ

こんな人におすすめ

  • ハイキングやトレッキング、オーロラなどの大自然を心ゆくまで満喫したい人
  • イギリス英語(またはニュージーランド英語)を学びたい人
  • ワークライフバランスを大切にし、のんびり暮らしたい人
  • 都会よりも、のどかで穏やかな田舎町に住みたい人
  • キャンピングカーなどでニュージーランドをロードトリップしたい人

心置きなく没頭できる圧倒的な大自然

ニュージーランドといえば、やっぱりハイキングやロードトリップです。実はニュージーランドには、野生の大型肉食獣やヘビが一切存在しません。そのため、余計な心配をせず、心の底から大自然の美しさに没頭することができます。ヨーロッパからワーホリで来ている人も多く、現地で出会った姉妹やカップル、友人同士でロードトリップを楽しみながら、その資金を稼ぐために短期でサクッと働く……そんな自由でアクティブな生き方をしている仲間にたくさん出会えます。

ワークライフバランスを一番に考える国

現地で暮らして強く感じたのは、人々がワークライフバランスをとても大切にしていることです。仕事は時間通りにピシッと終わり、プライベートの時間を存分に楽しみます。私が滞在したクライストチャーチは「ガーデンシティ(庭園の街)」とも呼ばれ、街中に美しいイギリス風の教会が多く佇んでいます。図書館や教会などで無料の英語レッスンを受けられる機会が多いのも、英語学習者にはとても嬉しいポイントでした。

気候とオーロラの感動

オークランドがある北島は比較的温暖ですが、私が暮らしたクライストチャーチのある南島は年間を通して涼しく冷涼な気候です。南島ならではの贅沢として、たまに街中からでも息をのむような美しいオーロラを観測できることがあります。

お仕事事情

最低賃金は時給NZ$23.15(約2,200円)。ニュージーランドでは、同じ雇用主のもとで6ヶ月以上継続して働くと「Sick leave(特別有給休暇)」が付与されます。ワーホリメーカーであっても、体調を崩したときに収入の心配をせずしっかり休める、労働者に優しい制度が整っています。チップはありませんが、観光地などではチップをくれるところもあります。

オーストラリア🇦🇺:稼ぎやすさとアクティブなビーチライフが魅力

住んだ都市:シドニー

こんな人におすすめ

  • ワーホリで「しっかりお金を稼ぎたい」人
  • イギリス英語(またはオーストラリア英語)を学びたい人
  • 壮大なオーストラリア大陸をじっくり旅行したい人
  • 都会の利便性と豊かな自然、どちらも全力で満喫したい人
  • サーフィンやシュノーケリングなどのマリンアクティビティ、ビーチが大好きな人
  • 時差を気にせず、日本の家族や友達とこまめに連絡を取り合いたい人(時差はわずか1〜2時間)

しっかり稼げる

オーストラリア最大の魅力は、世界トップクラスを誇る最低賃金の高さです。カジュアル雇用(アルバイト、日雇い)はフルタイムやパートタイム雇用よりも最低賃金が25%高く設定されています。また土曜日・日曜日・祝日に働くと時給が1.5倍〜2.5倍に跳ね上がる「ペナルティレート(休日手当)」が法律で義務付けられているため、カジュアルでも想像以上にしっかりと貯金ができます。さらに、カナダやアメリカと異なり「チップ文化がない」のも特徴で、生活設計が立てやすいメリットもあります。

毎日がホリデー!最高のビーチライフと心地よい気候

世界的に有名なボンダイビーチなど、街のすぐ近くに美しいビーチが点在しているシドニー。年間を通して晴れの日が多く、湿度も高くないため、カラッとしていて過ごしやすいです(ただし日差しは非常に強いので、日焼け止めは必須アイテムです)。朝起きて海で一泳ぎしてから仕事に行き、休日は公園やビーチの無料BBQコンロで友達とお肉を焼く……そんなポジティブで開放的なライフスタイルがここにはあります。

日本との時差がたったの1〜2時間

海外生活で意外とストレスになるのが、日本の家族や友達との時差です。しかしオーストラリア(東部)なら時差はわずか1〜2時間。「今から電話できる?」と、日本国内にいるような感覚でリアルタイムに連絡を取り合えるため、初めての海外暮らしでも寂しさを感じにくく、心強いポイントでした。

お仕事事情

最低賃金は時給AU$24.10(約2,500円)。カジュアル雇用(アルバイトや日雇い)はさらに手当が上乗せされます。

カナダ・ニュージーランド・オーストラリア比較表

項目カナダ(バンクーバー)ニュージーランド(クライストチャーチ)オーストラリア(シドニー)
最低賃金時給$18.25(約2,100円)+チップ時給NZ$23.15(約2,200円)時給AU$24.10(約2,500円)
チップ文化あり(15〜20%が一般的)なし(観光地では稀にあり)なし
気候四季あり。冬は東京並みの寒さ、雨季あり南島は年間涼しい冷涼な気候晴れが多くカラッとした気候
おすすめな人語学力を伸ばしたい人、多文化に触れたい人スローライフ、大自然を満喫したい人しっかり稼ぎたい人、ビーチライフ好きな人
特徴的な制度・文化多文化共生、フレンドリーな国民性Sick leave制度、無料英語レッスンペナルティレート(休日手当)、時差1〜2時間

まとめ:あなたにぴったりのワーホリ先はどこ?

実際に3カ国に住んでみて、それぞれ全く違う個性と魅力があることを実感しました。

  • 多文化な人々と触れ合い、語学や北米旅行を楽しみたいなら → カナダ🇨🇦
  • 治安の良いのどかな田舎で、大自然とスローライフに癒やされたいなら → ニュージーランド🇳🇿
  • 都会も自然も楽しみつつ、時差を気にせずガッツリ稼ぎたいなら → オーストラリア🇦🇺

英語力ゼロからスタートした私ですが、一歩踏み出したことで、日本では得られなかったかけがえのない経験と世界中に友達をつくることができました。「英語ができないから…」と諦める必要はまったくありません。ワーキングホリデーを通して、英語はコミュニケーションのツールとして、日本ではできないような経験がたくさんできます。目的と直感を信じて、あなたにぴったりの国を選んでみてください。

よくある質問

ワーホリで一番おすすめの国はどこですか?

目的によって異なります。語学力を伸ばしたいならカナダ、のんびりしたスローライフを楽しみたいならニュージーランド、しっかり稼ぎたいならオーストラリアがおすすめです。

英語初級者でもワーホリに挑戦できますか?

私自身、英語専門の学校に通ったこともなく留学経験もゼロの状態で28歳からワーホリに挑戦しました。特にカナダのバンクーバーは英語初級者にも周囲が理解を示してくれる環境でした。

ワーホリ中にチップ収入はどのくらい期待できますか?

カナダのピザ屋のキッチンで働いていた私は、月に2〜3万円ほどのチップを受け取っていました。日本食レストランや高級店のサーバーは還元率が高く、チップだけで月に10万円近く稼ぐ人もいるほどです。

3カ国の最低賃金はどれくらい違いますか?

2026年6月現在、カナダは時給$18.25(約2,100円)+チップ、ニュージーランドは時給NZ$23.15(約2,200円)、オーストラリアは時給AU$24.10(約2,500円)です。

ワーホリ先を選ぶときのポイントは?

語学力を伸ばしたいか、スローライフを楽しみたいか、しっかり稼ぎたいかなど、自分の目的を明確にすることがポイントです。渡航前に語学学校で基礎を固めておくと、現地生活のスタートがスムーズになります。

私はカナダ渡航前、バンクーバーの語学学校で4ヶ月間基礎を学んでから現地生活をスタートしました。もしワーホリ前に日本国内でしっかり英語の土台を作りたい方は、ニセコ留学の料金シミュレーターで費用感を確認してみてください。

この記事を書いた人

Haru|ニセコ留学【公式】スタッフ
英語がまったく話せない状態からワーキングホリデーで海外に飛び込み、カナダ・ニュージーランド・オーストラリアの3カ国で合計3年以上を過ごした経験を持つ。カナダでは最初の4ヶ月間バンクーバーの語学学校で基礎を学び、その後は各国のピザ店でシェフとして働きながら、実践の中で英語力を磨いてきた。現在は日常会話はもちろん、多国籍スタッフとの業務連絡も問題なくこなせるレベルの英語を使いこなす。帰国後はニセコ留学の語学学校スタッフとして、生徒のサポートや事務業務に携わっている。ゼロから英語を身につけた実体験に基づくアドバイスは、これから留学に挑戦する読者にとって大きな道しるべとなるはずだ。

運営者情報

本記事は、国内留学ブランド「SPEAKMORE®(ニセコ留学 / Niseko International Academy)」を運営する Niseko Concierge株式会社 が制作しています。当社は、リゾートバイトや短期滞在ではなく"語学学校"としての「ニセコ留学」を日本で初めて発案・創設した会社であり、現在もニセコで唯一の通年型語学学校を運営しています。北海道ニセコを本校に、長野・野沢温泉、東京へと展開。これまで卒業生2,500名以上を輩出し、うち500名以上を海外への進学・留学・ワーキングホリデーへと送り出してきました(2026年時点)。その取り組みは朝日新聞・日本テレビ・TBS・ダイヤモンド・オンラインなど各種メディアで紹介されています。

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